暫定税率復活・ガソリン30円高
3月末に、道路特定財源の暫定税率の期限切れによっていったん値を下げたガソリン・軽油ですが、暫定税率を復活させる法案が衆議院で30日午後の衆議院本会議で可決されて、今日から復活しました。
原油価格の上昇が相変わらず続く中、税金と合わせてコスト上昇分を加味して約30円上がっているようです。個人・法人を合わせて車1台あたりの平均給油量はだいたい月に100リットルくらいのようですので、約3000円のアップとなります。法人で毎日乗っていればもっと使いますからかなりの痛手となると思います。
また、運送業界も大変です。軽油も税金と合わせてコスト上昇分とでだいたい20円くらい値上がりしているかと思います。軽油の場合税金は地方税(都道府県に入る)ですので、運送業界の窮状を考えると暫定税率復活はしない方が良いかと思いますが、しかし地方の財政も苦しい中少しでも税収を確保しなければならないというジレンマもあります。
個人的には、ガソリン税に関しては、本則部分は道路整備(交通全般)に用い、暫定部分は一般財源化するべきかと思います。全てを一般財源化するところまでは行かなくとも良いと思いますが、10年間で59兆円分の道路を作る、ということにも賛同出来ません。
軽油引取税に関しては、それぞれの都道府県に考えがあるでしょうから、一般財源化して医療や介護にまわす分もあれば、道路整備にまわす分があっても良いと思います。ちょうど昨日のフォーラムで完全自治体という話がありましたが、自治財政権の確立の点からそれぞれの都道府県独自の考えがあって良いと思います。