議会初日の午後、城ノ上小学校で開かれた学校ビオトープ設置校連絡協議会に参加をした話です。
越谷市では現在、30の小学校のうち、会場となった城ノ上小学校を始めとして15の小学校にビオトープがあるそうです。他市と比べて比率が高いかどうかは不明です。今度調べてみたいと思います。
議会の関係で開始の時間には間に合わず途中から入りましたが、城ノ上小学校での実践報告、さらに先日の勉強会でお世話になった野口理佐子先生からの他地域の状況の解説、そして吉田寛先生の「生き物に聞く生物多様性」と題した講演を聞きました。
野口理佐子先生からの話で印象的だったのは、ヒキガエルとアマガエルを例に出して、アマガエルは足(手?)が吸盤のようになっているので壁もへばりついてのぼれるが、ヒキガエルは足(手?)の先はツメになっているので段差があるとのぼれないとのことです。学校のまわりに溝があるとアマガエルはビオトープに来られてもヒキガエルは来ることが出来ない、つまり段差(バリア)があると生き物にも生きにくい、バリアが無く生き物にとってやさしいまちなら人にもやさしいまちである、ということです。
それからビオトープ(だけでは無いですが)を作ると生き物は2か月もするとやって来るとのことで、実に生き物は自分の生活の場を見事に見つけるという話を聞きました。確かにレイクタウンが街びらきをした際に、小さな虫がたくさん発生していましたが、やがてツバメが来るようになりそれらを効率良く食べていたのを去年見ました。その話を終わったあとの雑談でなぜそのように出来るのかと聞いたら、そうしなけれ生きて行けないから、という答えでした。
吉田寛先生の話は、以前の勉強会のテーマだった会計からスタートし(菊地さんは知ってますよね?とか菊地さんこれなんでしたっけ?と何度か指されました)、会計の成り立ちから、会計(お金・予算・仕事)とはこの人に任せても良いか?という点から考えなければならないという話をされました。
その会計の話から財産の話に移り、今回のテーマの「環境」は世代ごとに継承されていく財産であり、以前は水や空気・太陽といったものは「タダ」でいくらでもあるものと思われていたが、きちんと管理して行かなくては子ども達やその先には無くなってしまう、だからきちんと環境を整備しなければならない、ということでした。
この環境を残すにあたっては分かりやすい単位が必要だということで、そこに棲む生き物の種類から計算するkikyo(キキョウと読みます。自然を戻すという意味で「帰郷」という意味もあるそうです)という単位を使うとそれぞれの環境がどうかが良く分かるというというのでいろいろな場所、ビオトープや霞ヶ浦、人工林などの数値で説明がありましたが、生き物が確かにたくさんいそうだと目でわかる映像の場所はkikyoが高い数値を示していました。いろいろな話がありましたが、一番分かりやすいのはトンボがいるかどうか、どれだけの種類がいるかどうか、だそうです。
越谷にはまだ自然が残っていますから、この環境をどう次世代その先の世代に残していくかを考えなければならないと思います。